板門店
週末に韓国に行ってきました。
韓国には、おそらく10回前後は行っていると思うのですが、今回初めて北朝鮮国境やJSA(いわゆる板門店)へのツアーに参加しました。
北朝鮮のミサイル発射問題の最中で、微妙な時期でしたが、ツアーは問題なく実施されました。
韓国側が北朝鮮国境(もちろん、厳密には国境ではなく『軍事分界線およびその両側の非武装地域』ですね)を「世界で唯一の分断国家の現状」として観光地化している感もあり、外国人にとっては思ったほどの緊張感はありませんでした。
ツアーは、北朝鮮側が韓国へ軍隊を送り込むために掘ったトンネルや、有名な板門店の共同警備区域を見て、それなりに興味深いものでした。
非武装地帯に作られた北朝鮮の村。左の塔は北朝鮮の国旗掲揚塔。実際に人が住まずに韓国向けの宣伝用の村だったが、最近、韓国の太陽政策の下で近くに韓国資本で工業団地が作られ、そこで働く人が住んでいる。
いわゆる板門店の共同警備区域。韓国側は国連軍と韓国軍で管理されている。国境付近は自由に写真を取れないが、指定された場所では写真撮影が可能。
ツアーはもちろんガイドがつくのですが、そのガイドさんの話の中で印象に残るものがありました。
現状、韓国は北朝鮮との融和政策を進めており、表面上はもちろん南北統一を目指していますが、韓国の若い世代の人たちは、統一を望まない人が増えているとのこと。
韓国には約1000万人の離散家族(血縁だが南北に分かれてしまい、会うことができなくなった人たち)がいるといわれ、その人たちの立場上、南北統一を掲げてはいますが、経済的な面を考えると統一は明らかにマイナスに働くからですね。
それ以外にも、韓国と日本の関係、韓国とアメリカの関係など、ガイドさんと話をする中でいろいろと勉強になることが多かったです。
このブログの中で、あまり政治的なことに触れるつもりはないのであまり詳しくは書きませんが、海外で暮らすことを考えるなかで、
「その国およびその国の人を理解する」
ことは重要だなと感じさせられたツアーでした。

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